2006年03月30日
新日石、パプアニューギニア陸上油田 生産開始
【カテゴリー】:経営(海外)
【関連企業・団体】:新日本石油

 新日本石油は30日、新日本石油開発が権益をもつパプアニューギニア陸上鉱区で、新規油田(エスイーマナンダ油田)が27日から稼動し、原油の生産を開始したと発表した。最大生産量は、1日当たり7000バレルの見込み。
 
 油田は1991年に発見されたが、山岳地帯にパイプを通さなければならないなど、地形的に原油処理施設までの原油・ガスの輸送が難しく、一時開発が見送られていた。しかし石油・ガスの埋蔵ポテンシャルが高いため、2004年12月から開発に着手。急峻な山岳地帯に16キロメートルのパイプラインをを敷設するなどの作業を経て生産にこぎつけた。
 
 プロジェクト参加企業は、現地石油開発会社を含めて4社・グループ。新日石グループの権益比率は7.93%となっている。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1143717227.doc