2006年04月06日 |
ゼオンメディカル、消化器用ガイドワイヤーの新商品販売へ |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:ゼオンメディカル、日本ゼオン |
ゼオンメディカル(日本ゼオンの100%子会社)は6日、バイオラックスメディカルデバイス社が製造する内視鏡的胆道処置用ガイドワイヤーの新商品「ゼメックスエントリー」(商品名)の販売を近く開始すると発表した。 ガイドワイヤーは、真直加工されたNi-Ti芯線を採用して操作性を向上させている。表面は青、白の縞模様のあるPTFEジャケットで内視鏡下での視認性が良い。先端はテーパー形状となっており先端探り性も向上している。全長は450センチ、外径は0.035インチと0.025インチ、先端形状はアングルタイプとストレートタイプのそれぞれ2種類、計4品番を販売する。 胆道結石を除去する処置には一般に内視鏡が利用される。内視鏡を経由して処置具を十二指腸から胆管内に挿入し、大きな結石の場合は砕石用クラッシャーカテーテルで破砕し、小さな結石や破砕された結石は胆石除去用バルーンやバスケットカテーテルで十二指腸内に排出する。 これらの処置具を胆管内に挿入するのに、一般にガイドワイヤーを先に胆管内に挿入し、ワイヤーに沿わせて処置具の挿入、交換を行う。「ゼメックスエントリー」はこれらの処置を行うのに適しているという。ゼオンメディカルは2006年度、同製品で1億円の売上を計画している。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1144308992.pdf |