2006年04月07日 |
BASF、TMP社と銅・バリアメタル用CMPスラリーを共同開発 |
【カテゴリー】:経営(海外、新製品/新技術) 【関連企業・団体】:BASF |
BASFは7日、TMP(本社:東京)と銅およびバリアメタル用CMPスラリーのライセンス・共同開発契約を締結したと発表した。これにより、TMP社の技術と、BASFが持つナノテクノロジー分野での製品開発能力およびグローバルなマーケティング・販売機能が活かされるとしている。 これによりBASFは今後、CMPスラリーを製造し、日本以外の主要な半導体材料市場に供給する。将来的はTMP社と共同でライセンス製品の開発も行う。 今回の契約は、銅およびバリアメタル用のCMP スラリーを対象としているが、BASFはこれによって、電子材料市場でのポジションを大きく拡大することが可能となる。 【株式会社TMPの概要】 TDK、凸版印刷両社の共同出資によるベンチャー企業で、1970年に高いセキュリティ機能を持つ磁気・ICカード及びシステムの開発・販売を目的として設立された。微細分散、ケミカルフォーミュレーション、精密コーティングの先端技術を蓄積し、その技術による最先端精密研磨製品の開発に注力している。 ホームページ(http://www.tmp.co.jp/index.htm) ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1144378338.pdf |