2006年04月10日
三菱化学、鹿島のメラミンプラント停止
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:三菱化学

 三菱化学は10日、07年3月末限りで鹿島事業所のメラミンプラント(年産能力3万5,000トン)を停止し、外部からの購入転売に切り替えると発表した。
 
 同社は1971年からメラミンを生産してきたが、このところ尿素などの原料価格が高騰し、設備老朽化に伴う保全費負担もあって製造コストが上昇。
 
 一方、販売価格は安価な輸入品の増加などにより低迷が続いている。需給環境も中国や中東に新設計画があり、今後は一層厳しくなると見られる。このため来年3月いっぱいでプラントの運転を停止することにした。停止後は外部からの購入販売に切り替えるが、メラミン事業は継続する。
 
ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file3_1144646888.doc