2006年04月12日
ロシュ、経口化学療法剤「Xeloda」で胃がんへの有効性確認
【カテゴリー】:新製品/新技術(ファインケミカル)
【関連企業・団体】:中外製薬

 中外製薬によると、ロシュは12日、Xeloda(一般名capecitabine)にとって最初の、進行胃がん患者を対象としたファーストライン治療の臨床第3相試験で、Xelodaの有効性が示されたと発表した。

 この試験で、Xeloda とcisplatin 併用療法は、現在の標準治療法である5-FU持続静注とcisplatin との併用療法と比較し、無増悪期間において少なくとも同等の有効性があることが示された。その試験結果は、米国ジョージア州アトランタで2006年6月2日から6日まで開催されるアメリカ臨床腫瘍学会(ASCO)で報告する。
 
ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1144817001.pdf