2006年04月17日
「全国高校化学グランプリ2006」参加者募集開始
目指せ、国際化学オリンピック「金メダル」
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:日本化学会、日本化学工業協会

 「夢・化学−21」委員会と日本化学会化学教育協議会は、全国高校生による化学の学力コンテスト「全国高校化学グランプリ2006」をこの夏休み中に全国30会場で一斉に開催することになり、17日から参加者の募集を開始した。募集期間は6月30日まで。参加は無料。
(申込窓口 http://gp.csj.jp/)。

 「全国高校化学グランプリ」は今年が8回目。いまでは「化学の甲子園」として人気も定着し、参加者は毎回1000人を超えている。高校生の学習意欲向上につながるとして文部科学省も「学(まな)びんピック」に認定し応援している。
 
 全国化学グランプリで優秀な成績をおさめた生徒は、次に世界を舞台にした「国際化学オリンピック」に日本代表として派遣される。次回オリンピックは来年7月ロシアで開催される。「化学グランプリで良い成績をあげ、オリンピックで金メダルを目指してほしい」と関係者たちはいっている。


 「全国高校化学グランプリ2006」の開催は7月17日。全国30会場で一斉に一次選考(筆記試験)が行われる。続いて、成績上位者60人による二次選考(実験試験)を8月19日に東京工業大学大岡山キャンパス(東京都目黒区)で実施する。これにより優秀賞(グランプリ)をはじめ、金賞、銀賞、銅賞、さらにオリンピック代表候補者が決まる。

【全国高校化学グランプリ2006の概要】
◇名 称:全国高校化学グランプリ2006
◇応募資格:高校生または高校と同等の学校(高等専門学校の場合は高校相当の学年)の生徒で、20歳未満の者
◇応募方法:「全国高校化学グランプリ2006」のホームページのエントリーフォームから、または FAX用紙をダウンロードして申し込んでください。
 ホームページURL: http://gp.csj.jp/  FAX:03−3292−6318
◇参加費:無料
◇参加申込締切:6月30日(金) FAXでの申し込みは6月23日(金)必着

<選 考>
◆一次選考(筆記試験)[高校の化学の授業で学習した内容とそれをもとに応用した内容]
 7月17日(月・祝)13時〜16時 全国の下記30会場で開催

◇札幌(北海道大学)◇旭川(北海道教育大学旭川校)◇北見(北見工業大学)◇青森(弘前大学)◇秋田(秋田大学)◇岩手(岩手大学)◇仙台(東北大学)◇山形(山形大学)◇福島(安積高等学校)◇東京(日本化学会)◇松本(信州大学)◇名古屋(名古屋大学) ◇岐阜(岐阜大学) ◇富山(高岡高等学校)◇金沢(金沢大学)◇大阪(大阪星光学院高校)◇岡山(岡山大学)◇広島(広島大学)◇徳島(徳島大学)◇松山(愛媛大学)◇福岡第一(福岡教育大学)◇福岡第二(久留米工業高等専門学校)◇佐賀(佐賀大学)◇長崎(長崎大学)◇大分(大分大学)◇熊本(崇城大学)◇宮崎第一(宮崎大学)◇宮崎第二(延岡西高会館)◇鹿児島(鹿児島大学)◇沖縄(琉球大学)。

◆二次選考(実験試験)
  8月19日(土)13時〜16時(予定)、東京工業大学大岡山キャンパス(東京都目黒区)で開催。
 
  問い合わせは日本化学会化学教育協議会事務局(TEL:03-3292-6164)

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1145240469.doc