2006年04月19日
三菱ガス化学、日清ファルマとコエンザイムQ10合弁事業化
【カテゴリー】:経営(ファインケミカル)
【関連企業・団体】:三菱ガス化学

 三菱ガス化学は19日、日清製粉グループの日清ファルマ(本社:東京都千代田区、中村勝社長)とコエンザイムQ10を合弁事業化すると発表した。
 
 三菱ガス化学は、昨年から100%子会社の日本バイオ(本社:新潟県新潟市、蝦名誠治社長)で年産40トンのコエンザイムQ10製造設備を建設中だが、同設備の完成を控えて増資し、これに日清ファルマが10%の資本参加を行った。
 
 三菱ガス化学は発酵法によってコエンザイムQ10を製造し、日清ファルマは日本バイオへの出資比率に応じて製品を引き取る。
 
  コエンザイムQ10は、エネルギー代謝の活性化作用や抗酸化作用が注目され、健康食品原料として需要が急増。今後も大幅な市場拡大が見込まれている。
 
 【合弁会社の概要】
(1)社名 :日本バイオ株式会社
(2)社長 :蝦名(えびな) 誠治 (三菱ガス化学 生物化学部長)
(3)本店所在地 :新潟県新潟市松浜町3500(三菱ガス化学 新潟工場内)
(4)資本金 :13億3,500万円
(5)出資比率 :三菱ガス化学 90% 日清ファルマ 10%
(6)製造能力 :40トン/年

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1145425998.pdf