2006年04月20日 |
三井化学、エラストマー製品 来月15日から値上げ |
【カテゴリー】:市況 【関連企業・団体】:三井化学 |
三井化学は20日、ナフサなど原料価格の高騰を受けて、エラストマー製品の値上げ実施を決めたと発表した。5月15日から全製品5品目を対象に、国内向けキログラム当たり15〜25円、海外向けはトン当たり200ドルの値上げを行う。 昨年も2回値上げを実施したが、国産標準ナフサ価格キロリットル当たり4万円〜4万5,000円見合いの体系とするものだった。その後も原油やナフサ価格の上昇は続き、足元の国産標準ナフサ価格は5万2,000円。電力・重油などのユーティリティや副資材価格も高騰しており、事業採算は急速に悪化している。 このため来月15日から現行価格の5〜10%に相当する国内キロ15〜25円、海外向けトン200ドルの値上げ実施に踏み切った。対象製品は三井ETP、ミラストマー、タフマー、アドマー、ビューロンの5品目。 |