2006年04月21日 |
アステラス製薬、欧州での免疫抑制剤「プログラフ」製品特性概要を統一化 |
【カテゴリー】:海外(ファインケミカル) 【関連企業・団体】:アステラス製薬 |
アステラス製薬は21日、欧州で進めてきた免疫抑制剤「プログラフ(R)」(一般名:タクロリムス)の製品特性概要(SPC: Summary of Product Characteristics)の統一化について、欧州委員会(European Commission)から4月19日(現地時間)に正式承認されたと発表した。 このSPC統一化により、「プログラフ」は、様々なタイプの臓器移植における拒絶反応の抑制と治療についてEU全域内で使用できることになった。拒絶反応の抑制では、EU各国ですでに承認済みの肝移植や腎移植に加えて、これまでベルギーとルクセンブルクで承認されていた「心移植」についてもEU全域内での使用が可能となる。 同社は「プログラフ」を、臓器移植の際の拒絶反応抑制剤として現在世界70カ国以上で発売している。欧州ではこれまで承認内容が国ごとに異なっていたため、同社は、欧州でのSPC統一化に取り組んできた。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1145583583.pdf |