2006年04月24日 |
昭電、コンデンサー用高純度アルミ箔 生産増強 |
【カテゴリー】:経営(新製品/新技術) 【関連企業・団体】:昭和電工 |
昭和電工は24日、デジタル機器や自動車向け等に使用されるアルミ電解コンデンサー用の高純度アルミ箔の生産能力増強を決めたと発表した。 コンデンサー用高純度アルミ箔は一般のアルミ箔と異なり、純度99.99%の高純度アルミ塊を圧延して生産するが、連結子会社である昭和電工堺アルミ(大阪府堺市、尾野元英社長)のアルミ塊精製設備を1系列増設し、能力を月産1,000トンから1,500トンに拡大する。 これにより、高純度アルミ塊の内製比率は現在の70%から80%となる。高純度アルミ箔の生産能力は月産1,500トンから1,800トンに増強する。本年下期に着工し、2008年から稼動開始の予定。投資額は12億円の見込み。 今回増強する精製設備は、自動車用コンデンサー等向けに今後伸長が見込まれる高圧型高純度アルミ箔の生産に対応するもので、昭電のコンデンサー用高純度アルミ箔の国内シェアは現在の40%から50%に高まる。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1145855562.doc |