2001年08月27日 |
フラットヤーンの輸入、さらに増加 |
今年1~5月累計は前年同期の14%増に |
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品 【関連企業・団体】:なし |
日本フラットヤーン工業組合が27日に集計したところによると、フラットヤーン(HDPE製ならびにPP製)の輸入が今年に入っても引き続き増加傾向をたどっている。 1月から5月までの総輸入通関数量のうち、金具など非プラスチック製品部分を除いた正味重量の累計は4品目トータルで万2,075トンで、前年同期を13.9%上回っている。今年1~5月の国産品の総出荷数量はアウトサイダー品も含めて前年同期を1%上回る2万3,195トンとなっている。輸入品はそれより8,880トン多い。単純に輸入比率を弾くと58.0%ということになる。プラスチック加工製品の中でも最も高い比率と言える。韓国品が圧倒的に多く、今後もこの勢いは衰えることがないというのが同製品業界共通の判断である。 品種別輸入数量の1~5月累計は以下の通り。かっこ内は前年同期比。 ▽クロスシート = 6,473トン(122.7%) ▽フレキシブルコンテナー=1万4,677トン(115.0%) ▽土のう袋 = 4,217トン 99.8 ▽その他の袋 6,708トン 102.9 |