2006年05月08日 |
昭和電工、ハードディスク増強完了 月産1,375万枚体制に |
【カテゴリー】:経営(新製品/新技術) 【関連企業・団体】:昭和電工 |
昭和電工は8日、千葉・シンガポール・台湾の3拠点で実施してきたハードディスク増強計画が完了し、月産1,375万枚体制になったと発表した。従来から305万枚増えた。 能力増強は、ハードディスク需要の増加に対応して実施した。主要用途であるパソコンは記録容量の拡大に加え、中国やインド等で需要が伸びている。また、携帯音楽プレーヤー、HDDレコーダー、カーナビ等デジタル家電、さらにハードディスク搭載の携帯電話の販売など用途開発も急速に進んでいる。 同社は昨年6月、記録容量の飛躍的拡大を可能にした新技術「垂直磁気記録方式」を世界で初めて実用化しており、今回追加した生産ラインはすべてこの垂直磁気記録方式ハードディスクの生産に対応している。 同社は今後も堅調な需要の伸びが見込まれるため、シンガポールに新工場を建設中で、年内には第一期ラインが操業を開始する。既存3拠点でも引き続き増強を行い、2008年末には生産能力を月産2,400万枚に引き上げる予定だ。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1147058213.doc |