2006年05月10日 |
BASF、エンプラ「ウルトラゾーン」1万2,000トンに能力倍増 |
【カテゴリー】:海外(経営、原料/樹脂/化成品) 【関連企業・団体】:BASF |
ドイツ・BASFは10日、エンジニアリングプラスチックの「Ultrason(ウルトラゾーン)」の生産能力を倍増すると発表した。 2007年末までに本社・ルートヴィッヒスハーフェン工場にある生産設備を年産1万2,000 トンに引き上げる。さらに同樹脂の物流・梱包センターも新設する。投資総額は約5,000万ユーロ(約71億円)で、新たに23人分の雇用を見込む。 「ウルトラゾーン」の新しい用途開発が進み、生産能力を増強することで、世界的な需要の伸びに対応する。 同樹脂は、耐熱温度が220゚C(428゚F)と非常に高いのが特長で、自動車のヘッドランプ、エンジンの冷却システムや潤滑システム、各種電子部品、航空宇宙用部品などに採用されている。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1147228145.pdf |