2006年05月12日 |
松下電器がデジタルチューナー装備のカーナビ |
ストラーダFクラスを3機種、6月から発売 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:松下電器産業 |
松下電器産業とパナソニックオートモティブシステムズは11日、12セグ/ワンセグ対応の地上デジタルチューナーを標準装備したカーナビゲーションシステム「ストラーダHDDカーナビFクラス」3機種を6月15日から販売すると発表した。 ストラーダは家庭で楽しむ映像や音楽を車内に持ち込み、自動車を第2のリビングルームにするというコンセプトで、両社が昨年から業界初のアナログTV対応カーナビとして発売した。画面は7V型ワイド、液晶でスプレイ(TFTアクティブマトリックス方式)。 Fクラス3機種はこれに次ぐもので、画像にぶれが無く、デジタル放送ならではの高画質、高音質で実現できるとしている。受信状態に応じて12セグとワンセグを自動的に切り替える。 メニュー画面・地図デザインを一新、見やすくし、目的にあわせた4種類の配色パターンから好みの地図デザインが選べる。また、災害時の緊急放送の強制割り込みや、iPodとの連携機能も搭載している。 3機種のうちCN—HDS960TD(TV/MD AVシステム DVD/CD内臓)とCN−HDS940TD(2DIN AVシステム TV/DVD/MD/CD内臓,7月15日発売)は35万900円、CN−HDS910TD(TV DVD/CD内臓)は34万4,400円。問合せ先(TEL:03−5767−9063) 両社はまた6月1日から車載用地上・BS・110度CSデジタルチューナー「TU−DTV200」(8万4,000円)も発売する。薄型大画面TV「ビエラ」のデジタル高画質システムを採用、光デジタル音声出力を装備している。見たい番組を簡単に選べる電子番組表も搭載している。問合せ先(TEL:06−6905−5475) カーナビの市場について、パナソニック オートモティブシステム社では「05年は対前年比19%増の134万8,000台と大きく伸びた。06年は6%増の148万台ていどだろう。当社の場合、市販用が伸び、純正(カーメーカーへの直接納入)とほぼ同じ比率になった。市場全体では市販用20%、純正80%といったところだろう」としている。 |