2006年05月12日 |
デグサ、第1四半期業績、純利益大幅増加 |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:デグサ |
デグサ・ジャパンは12日、同社のウツ ヘルムート・フェルヒト会長が9日に発表した第1四半期業績について「デグサは2006年度、いいスタートを切ることができた。需要の拡大、生産能力の効率化、また販売価格の値上げにより、収益は大幅に増大した」と述たと発表した。 2006年第1四半期の売上高は、前年同期比21%増の27億4,100万ユーロ(2005年第1四半期:22億6,800万ユーロ)となった。このうち8%は販売価格の上昇、7%は販売量の増加による。また、3%は2005年6月1日に米国企業CYROを完全子会社化し、連結対象に組み入れたことによるもので、残りの3%は為替変動が有利に働いたことによる。 同期のEBIT(金利・税引き前利益)は、前年同期比26%増の2億1,900万ユーロ(2005年第1四半期:1億7,400万ユーロ)となった。しかし、収益は原料コストとエネルギーコストの度重なる上昇による悪影響を受け、内部原料コスト指標は前年同期比19%増となり、エネルギーコストは約30%増となった。 税引き後グループ純利益は、前年同期の7,200万ユーロから5,700万ユーロ増加し、1億2,900万ユーロとなった。その結果、1株当たり利益も0.63ユーロと改善した(2005年第1四半期:0.35ユーロ)。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1147408110.pdf |