2006年05月16日
住友商事と昭和電工、アルミニウム合金事業を統合
「サミット昭和アルミ」誕生、昭和軽合金は解散
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:昭和電工、住友商事

 住友商事、昭和電工の両社は16日、アルミニウム合金事業を統合することで合意し、同日、基本合意書を締結したと発表した。
 
 今年7月を目標に住友商事の98.63%子会社であるサミットアルミ(本社:大阪市淀川区、青柳勝社長)が、昭和電工の100%子会社である昭和軽合金(本社:千葉県市原市、亀井康明社長)の事業を譲り受け、同時にサミットアルミの第三者割当増資を昭和電工が引き受ける形で事業統合する。
 
 統合会社は商号を「サミット昭和アルミ株式会社」とし、出資比率は住友商事65.76%、昭和電工33.33%、個人株主0.91%となる予定。社長には、現サミットアルミ社長の青柳勝氏が就任。昭和軽合金は解散する。

 アルミニウム合金は、主に鋳物やダイカスト用素材として自動車部品や建築材料、電気製品等幅広い分野に使用されている。
 
 統合会社の売上高は400億円規模、年間生産・販売数量は18万トン、アルミニウム合金事業における国内シェアは第2位となる。統合により営業力の強化と製造のコストダウンを実現し収益の拡大をはかる。

【サミット昭和アルミ株式会社の概要】
(1)代表取締役社長 :青柳 勝
(2)本社所在地  :大阪府大阪市淀川区西中島1−11−16
(3)工場所在地  :茨城、愛知、滋賀、千葉
(4)資本金    :775百万円(予定)
(5)従業員数   :約220名(予定)

ニュースリリース参照
(住友商事と昭和電工、アルミ合金事業を統合)
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file3_1147752514.doc

(アルミニウム合金事業の統合と子会社解散)
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1147752514.doc