2001年08月24日
旭硝子、韓国電気硝子社の一部株式をLG電子に売却
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:旭硝子

 旭硝子は24日、関係会社である韓国電気硝子(株)(本社:韓国亀尾市、代表理事会長:越田得之亮氏)の株式のうち、総発行株式数の20%に相当
する1,614千株を韓国の代表的な電子メーカーであるLG電子(本社:韓国ソウル市、代表理事:具滋洪氏 Mr Johm Koo)に924億2,700万ウォン(約87億8,000万円)で売却することで、LG電子と合意し、8月24日に、韓国ソウル市で株式売買基本契約を締結したと発表した。
 LG電子はかねてより自社で生産するブラウン管の主要部品であるガラスパルプ事業への進出に関心をもっていた。旭硝子としても、LG電子は重要顧客の1つでありインドネシアでの合弁パートナーでもあるところから両社間に好影響が期待されるとし、LG電子の要請に応じることにした。
 今回の株式譲渡により、韓国電気硝子は本年度下半期以降より旭硝子の連結対象子会社から持分法適用会社へ変更される。なお韓国電気硝子の代表埋事は引き続き旭硝子から派遣する。
 
◇韓国電気硝子社の概要
(1)商号 韓国電気硝子(株)Hankuk Electric Glass Co.Ltd.
(2) 代表者 代表理事 会長:越田得之亮
(3)所在地 韓国亀尾市
(4)設立年月日 1974年5月
(5)主たる事業の内容 ブラウン管用ガラスパルプの製造及び販売
(6)決算期 12月
(7)従業員数 1,578名
(8)主な事業所 本社、第一工場、弟ニ工場、第三工場(いずれも韓国亀尾市に所在)
(9)資本金 40,367百万ウォン
(10)発行株式総数 8,073,375株

◇株式売却後の株主構成
旭硝子  2,422,014  30%
LG電子 1,614,675  20%
テクネグラス 721,000   9%
日本電気硝子 309,000   4%
一般株主 3,006,687  37%
合計   8,073,375 100%