2006年05月19日 |
EPSの出荷、4月は4ヵ月振りの前年割れに |
1〜4月計はかろうじて前年並みを維持 |
【カテゴリー】:実績/統計(原料/樹脂/化成品) 【関連企業・団体】:発泡スチレン工業会 |
発泡スチレン工業会の集計によると、発泡スチレンビーズ(EPS)の4月の総出荷数量は1万4,806トンとなった。前年同月の実績を9.1%下回っている。EPSの月間出荷量は今年に入ってから3ヵ月連続で前年同月を上回ってきたが、4月は大幅な縮小となった。 これは、最大需要分野の水産向けが前年を10.9%下回ったのをはじめ、農業用、その他成型用、ブロック用など主要の多くが前年を割り込んだことによる。水産用は3ヶ月振りの、またその他成型用は5ヶ月振りの前年割れである。 ただし、家電用だけは前年を9.7%上回り、7ヵ月連続の前年超えとなっている。 この結果、今年1月から4月までの累計は5万6,478トンとなった。前年同期比は99.7%で、かろうじて前年並みを維持している。家電用は12.7%上回っているが、メーンの水産用は2.7%減となっている。 詳細は別表の通り。 【関連ファイル】 EPSの06年4月の出荷実績と累計 https://www.chem-t.com/news/files/tmp_file1_1148021918.xls |