2006年05月26日 |
日本ゼオン 次世代研究棟10号館竣工 |
【カテゴリー】:経営(新製品/新技術) 【関連企業・団体】:日本ゼオン |
日本ゼオンは、独創的技術の研究開発体制を強化するため、川崎市の総合開発センター内に建設中だった新研究棟10号館が完成し、26日竣工した。 神奈川県から「インベスト神奈川」の助成を受けた。世界をリードし、世界に向けて発信する拠点づくりを目指す。 同社はこれまで、新規事業として高機能樹脂「ゼオネックス」や「ゼオノア」、精密成形品の液晶用光学フィルム(ゼオノアフィルム )などを開発、上市してきた。しかし、研究領域の拡大や高度化にともない新しい研究施設が必要となったため、昨年3月から10号館の建設を進めていた。 10号館では、同社が次世代事業と位置づけている半導体用材料、記録用材料、液晶用表示材料、二次電池用などのエネルギー材料および通信用材料の5事業分野の研究開発と、これらの開発を支える評価技術や新材料の精密加工技術の研究に取り組む。 【新研究棟10号館等の概要】 <所在地> 神奈川県川崎市川崎区夜光1−2−1 <延べ面積> ◇10号館:約10,100平方メートル(地上8階、PH1階) ◇新設備管理棟等:880平方メートル (地下1階、地上2階) ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1148613047.pdf |