2006年05月31日 |
日化協・冨澤新会長「環境・安全などに全力で取り組む」 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:日本化学工業協会 |
日化協の新会長に就任した冨澤龍一・三菱化学社長は30日、同協会の総会後の懇親会で挨拶し「大橋前会長の路線を踏まえながら、新しい体制のもとで大任を果たしたい」と語るとともに、今後の取り組みとして、以下の3点をあげた。 (1)環境・安全性分野での諸課題への取り組み強化 環境・安全性問題は、従来にも増して重要で、国内はもちろん各国・諸団体との連携・情報交換を含めた、世界規模での総合的対応が必要だ。今後とも欧州での化学品規制(REACH)への対応、地球温暖化対策、レスポンシブル・ケア活動などの推進に力を入れる。 (2)公益法人制度改革への対応と化学産業関連団体間の連携強化 公益法人制度改革に対応した準備を進めるとともに、各団体間の一層の連携強化を図る。 (3)化学産業のプレゼンス向上 わが国化学産業の国際的プレゼンス向上のため、引き続き米国、欧州の化学産業とともに強いメッセージを発信していく。とくに環境分野などでは、アジアでリーダーシップを発揮する。わが国製造業の中で第1位の付加価値を有する産業として、ユーザーや関連産業に対してプレゼンス向上のため効果的にメッセージを発信していく。 |