2006年06月01日
ナフサのMOPJの5月平均、ついに620ドル弱に
未経験ゾーン、4〜5月平均も600ドル強
【カテゴリー】:市況(海外、原料/樹脂/化成品)
【関連企業・団体】:なし

 エチレンセンター筋の調べによると、わが国の商社や石油・石油化学企業等が国際市場で5月中に契約したナフサのC&F価格の月間平均(MOPJ)はトン当たり618ドル強となった模様。
 
 2月の540ドルをボトムに3ヵ月連続して上昇してきた結果、初の600ドル台の壁を一気に突破したもの。4月の平均を18ドル強(3%強)上回っている。前年同月に対比するとおよそ190ドル(約44%)もの上昇となる。
 4月と5月の加重平均価格も、600ドルの大台乗せの609ドルとなる。1〜3月の平均を約58ドル(10%強)上回る。5月の契約分がわが国に到着する7月ごろの1キロリットル当たりの円単位のCIF価格は、為替を112円と仮定すると4万8,100円となる。