2006年06月01日 | |
Jエナジー、三菱化学の鹿島アロマ計画に三菱商事が参加 | |
投資総額700億円、コンデンセート原料にパラキシレン42万トンなど | |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:鹿島石油、ジャパンエナジー、三菱化学、三菱商事 |
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ジャパンエナジー、三菱化学の両社は、鹿島石油・鹿島製油所内に総額約700億円をかけて、コンデンセートからパラキシレン年産42万トンを柱とする大型芳香族プラントを建設し、共同事業化する計画を進めていたが、1日、同プロジェクトに三菱商事が参画すると発表した。これにより事業実施体制が以下の通り確定した。 【合弁会社の概要】 (1)社 名:鹿島アロマティックス株式会社(英文名:Kashima Aromatics Co.,Ltd.) (2)本 社:東京都港区虎ノ門ニ丁目 (3)社 長:内田幸雄(Jエナジー取締役常務執行役員) (4)資本金及び資本準備金:100億円(本年9月末までに200億円に増資予定) (5)出資比率:Jエナジー 80%、三菱化学 10%、三菱商事 10% (6)営業開始:2008年1月を予定 (7)事業内容:パラキシレン、ベンゼン、軽質ナフサ等の製造販売 (8)売 上 高:年間約1,200億円(営業運転開始後の予想) (9)従業員数:未定 同プロジェクトは、コンデンセート(天然ガス随伴原油)からパラキシレンやベンゼン等の芳香族(アロマ)製品および軽質ナフサ等を生産する設備を新設し、アロマ製品をJエナジー、軽質ナフサを三菱化学がそれぞれ引き取る計画。新たに参画する三菱商事は、コンデンセートの調達およびアロマ製品の販売で協力する。 【新設する設備の概要】 (1)設備建設場所:鹿島石油鹿島製油所内(所長:古山富夫) (2)主要生産設備:パラキシレン製造装置(年産42万トン)、接触改質装置(20千B/D)、 コンデンセートスプリッター(60千B/D)等 (3)主要生産品目(年産):パラキシレン(約42万トン)、ベンゼン(約19万トン)、軽質ナフサ(約85万キロリットル)等 (4)着 工:2006年9月(稼動時期:2008年1月予定) (5)設備投資額 :約700億円 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1149146987.doc |