2006年06月05日 |
日立マクセルと三菱化学メディア、次世代DVDを共同開発 |
【カテゴリー】:経営(新製品/新技術) 【関連企業・団体】:日立マクセル、三菱化学、三菱化学メディア |
日立マクセルと三菱化学メディアの両社は5日、共同で開発してきた、青色レーザーを用いた次世代DVD(記録型Blu-ray Disc、HD DVD)技術が完成したため、今後両社のブランド名で市場展開すると発表した。 両社は2001年7月から、次世代光記録メディアの開発に両社の得意分野を融合させ、開発スピードの向上と効率化を図ろうと共同開発をスタートさせた。 2002年7月からは両社開発陣が日立マクセルの開発本部(茨城県つくばみらい市)に集結し、青色レーザーに対応した記録型ディスクの開発に取り組んだ。 この結果、相変化書換型媒体、無機追記型媒体、色素追記型媒体において、いずれもユニークな材料を開発。現在規格が推進されているBlu-ray Disc、HD DVDの各種フォーマットに対応した量産技術(マスタリング技術、成型技術、2層媒体製造技術など)を確立し、記録型Blu-ray Disc、HD DVDの全製品において高いレベルの特性を有するディスクの製品設計が完了した。 今後両社は、それぞれのブランド名(Maxell、Mitsubishi/Verbatim)で商品を生産し、市場展開を図る。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1149492008.pdf |