2006年06月05日
新日本石油、6月パラキシレン価格 トン30ドル値上げで決着
【カテゴリー】:市況(原料/樹脂/化成品)
【関連企業・団体】:新日本石油

 新日本石油は5日、6月のパラキシレン契約価格について、前月比トン当たり30ドル値上げすることで決着したと発表した。アジアのパラキシレン需給は、PTAメーカーの高稼働や新規PTAプラントの立ち上がりによる需要増加からタイトバランスとなっており、これが値上げ決着の背景となった。
 
 なお同社は、パラキシレン契約価格は従来から大手需要家と前月対比で変動幅の交渉を行っているが、時間の経過とともに、公表価格と実勢価格との間に差異が生じてきた。このため同社は公表方法をこれまでの絶対値から変動幅に変更した。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1149498520.pdf