2006年06月06日 |
ナフサのスポット価格が再び上昇 |
先週のC&Fジャパンの平均はトン620ドル台に |
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品(海外、市況) 【関連企業・団体】:なし |
エチレンセンター筋によると、ナフサの国際スポット相場が先週に入って再び上昇してきた。日本の商社や石油・石油化学企業が国際市場で契約した先物の日本着C&F価格の先週の平均価格はトン当たり620ドル強となった模様。 1週間前の平均に比べると約5ドル高い。先々週の平均に対比すると11ドル強の値上がりとなる。ピークの今年の5月第1週の同630ドル強に次ぐ高水準である。 これには、原油のスポット相場がWTIもブレントもドバイも軒並み再騰してきたことが大きく作用している。北西欧のスポット相場も600ドルの大台を一気に突破して618ドルとなっている模様。このままいくと、7月着のCIF価格は為替を112円と仮定した場合、キロリットル当たり4万8,300円となる。 |