2006年06月07日 |
経産省・基調判断「産業活動、緩やかな上昇傾向」1−3月期分析 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経産省は7日、06年1−3月期の産業活動分析を発表した。 鉱工業生産指数(2000年=100)は前期比0.6%上昇の104.0と2期連続の上昇、指数水準はこれまでの最高だった。 業種別に見ると、電子部品・デバイス工業、化学工業、輸送機械工業など9業種が上昇し、一般機械工業、プラスチック製品工業など8業種が低下した。同省では「産業活動は緩やかな上昇傾向にある」との基調判断を据え置いた。 化学工業(医薬品を除く)の1−3月期の生産は、前期比0.0%の横ばいとなった。化粧品、化学肥料、環式中間物・合成染料などが増加し、有機薬品、合成ゴム、プラスチックなどが減少した。 出荷は有機薬品、プラスチック、石けん・合成洗剤・界面活性剤などが減少したことから同▲1.1%と2期ぶりに低下した。有機薬品は複数の工場で定修が行われた。 プラスチック製品工業は、生産は消費資材関連が増加したものの、生産資材、土木建築関連が減少したため前期比▲0.9%となり、出荷(▲1.4%)とともに2期ぶりに低下した。 |