2006年06月07日 |
新日本石油、室蘭の水素化分解装置 運転再開 |
【カテゴリー】:環境/安全 【関連企業・団体】:新日本石油 |
新日本石油は7日、2月5日に発生した室蘭製油所の火災事故いらい運転停止していた水素化分解装置(HDC)が6日までに正常運転に入ったと発表した。 事故発生の直後、製油所内に調査委員会を設置し、事故原因の究明と再発防止策の策定に取り組み、3月13日「事故調査報告書」を監督官庁に提出した。 水素化分解装置は、5月25日に復旧工事の完成検査を終え、翌26日に室蘭市及び北海道から使用停止命令解除の通知を受けた。これにより同所では同装置の運転再開に向けた準備作業を進めていた。 【水素化分解装置】 水素化分解装置(HDC )とは、触媒及び水素を利用して減圧軽油(重質油)を分解し、灯油・軽油を製造する装置のことで、同所の1日当たり処理能力は4,290キロリットルとなっている。 |