2006年06月14日 |
昭和電工、中国連雲港セラミックス研削材工場開所式 |
【カテゴリー】:経営(海外) 【関連企業・団体】:昭和電工 |
昭和電工は14日、中国・江蘇省連雲港市に三菱商事と共同出資のセラミックス研削材会社「連雲港昭菱磨料有限公司」の新工場が完成し、12日現地で開所式を行ったと発表した。 昭和電工の高橋恭平社長は、開所式で「昭菱磨料は、昭和電工のセラミックス事業にとって最重要の生産基地だ。今後とも中国社会のよき一員として、連雲港市の健全な発展に貢献していきたい」と挨拶した。 昭菱磨料は、研削材として幅広く使われているホワイトモランダム(WA)と、自動車部品の高速・高精密加工用研削材である立方晶窒化ホウ素SBN(CBN)を生産する。原料の供給と製品の販売は昭和電工が行う。 昭電は、アジア地区で最大の販売実績を持つ世界トップクラスの研削材メーカーで、昭菱磨料の操業により、塩尻事業所(長野県)と合わせ2拠点での生産体制となった。 【連雲港昭菱磨料有限公司の概要】 (1)英文会社名:Lianyungang Zhaoling Abrasives Co., Ltd . (2)本社所在地:中国江蘇省連雲港経済技術開発区東部工業園第19小区 (3)設立:2003年12月 (4)出資比率:昭和電工 55%、三菱商事 40%、昭光通商 5% (5)董事長:藤原 孝雄(昭和電工執行役員セラミックス事業部長) (6)従業員数:100名 (7)生産能力:◇ホワイトモランダム=年産9,800トン ◇SBN=同1,600万カラット ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1150254372.doc |