2006年06月14日 |
EPSの5月の出荷、再び前年同月超えに |
メーンの水産用が順調な伸び |
【カテゴリー】:実績/統計(原料/樹脂/化成品) 【関連企業・団体】:発泡スチレン工業会 |
発泡スチレン工業会が14日に集計したところによると、EPS(発泡スチレンビーズ)の5月の総出荷数量は1万5,174トンとなった。月間出荷量としては今年1〜5月で最大規模となった。前年同月の実績を1.2%上回っている。4月は今年初の前年同月割れとなったが、わずか1ヵ月で前年超えに戻った。 これには、最大消費分野である水産用(魚箱用)が回復して3.3%増となったことが大きく寄与している。また、その他成型品用とブロック用もそれぞれ1.2%増、4.6%増とプラス成長に転じて、農業用の7.3%減と家電用の4.1%減をカバーした。 この結果、1月から5月までの累積は7万1,652トンとなった。前年同期の実績に対しては0.01%(6トン)の縮小となる。家電用は8.8%、その他成型品用は1.4%それぞれ前年同期を上回っているが、水産用の1.5%減、ブロック用の1.4%減、農業用の5.6%減等をカバーするまでには至らなかった。 EPSの5月の分野別出荷実績と1〜5月の累計は別表の通り。 【関連ファイル】 EPSの06年5月の出荷数量 https://www.chem-t.com/news/files/tmp_file1_1150271577.xls |