2001年08月21日 |
POインフレフィルムの出荷、6月は前年の6.2%減に |
上期トータルも前年の2.8%減と不調 |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:日本ポリオレフィン、日本ポリオレフィンフィルム工業組合 |
日本ポリオレフィンフィルム工業組合が21日に集計したところによると、同工業組合加盟のポリオレフィン・イフレーションフィルムメーカーの6月の出荷総量は6万4,045トンとなった。前年同月の実績に比較すると6.2%少ない。5月の出荷総量は昨年8月いらいしばらく振りで前年同月をわずかながら上回ったが、6月は一転して大幅なマイナス成長となった。 これには、これまで健闘してきたLDPEフィルムが6.2%減の4万1,746トンに落ち込んだのが大きく影響している。同フィルムのうちのL-LDPEフィルムも4.7%減っている。HDPEフィルムは一般用が10.3%もの大幅減となったことも響いて5.8%減の1万9,578トンと引き続き低水準にとどまっている。IPPも9.5%減の2,721トンと依然回復の気配が見られない。 これに伴い、今年上期(1~6月)の総出荷量も前年同期を2.8%下回って39万6,338トンにおわった。内訳は、LDPEフィルムが1.4%減の26万8,482トン、HDPEフィルムが5.1%減の11万1,455トン、IPPが8.8%減の1万6,401トン‐‐となっている。LDPEフィルムのうちのL-LDPEフィルムは1.1%減の11万2,177トンである。 |