2006年06月26日 |
三菱商事のフィリピン・エタノール工場廃水処理計画 CDM承認 |
【カテゴリー】:環境/安全 【関連企業・団体】:三菱商事、経済産業省 |
経産省は26日、三菱商事が計画しているフィリピンのエタノール工場における廃水処理プロジェクトが、京都メカニズム推進・活用会議でわが国のクリーン開発メカニズム(CDM)として承認されたと発表した。わが国のCDM/JIプロジェクトは54件となった。 三菱商事のプロジェクトは、マニラ近郊のBatangas地区(タンドゥアイ蒸留所)のエタノール製造工場に好熱性嫌気消化技術を導入し廃水からバイオガスを回収し、現在大気中に放出しているメタン量を大幅削減する。また、回収されたバイオガスをプラント内のボイラー施設で燃焼利用し、重油に代替することで、年間8.1万トンのCO2排出削減を図る。 |