2006年06月28日 |
三菱レイヨン、液晶用プリズムシート 1.5倍増 年産4500万枚に |
【カテゴリー】:新製品/新技術(ファインケミカル) 【関連企業・団体】:三菱レイヨン |
三菱レイヨンは28日、液晶用プリズムシート「ダイヤアート」の生産能力を、従来の年産3,000万枚から4,500万枚(15インチ換算)に1.5倍増強したと発表した。 同社は03年4月に液晶用プリズムシートの量産・販売を開始した。1枚の使用でバックライトユニットの明るさが30%向上する新しいタイプのシートとして好評で、ノートパソコン、携帯電話、ゲーム機向けの液晶ディスプレー(LCD)分野に需要が伸びている。 LCDには光源としてバックライトユニットが必要で、ノートパソコンや携帯情報端末用などには、コンパクトなエッジライト型のバックライトユニットが使用されているが、プリズムシートは、このバックライトユニットの明るさを均一にする。専用に設計された導光体と「ダイヤアート」を組み合わせたバックライトユニットを使用したLCDは、従来品に比べ30%輝度が向上する。また、従来の2枚に対して1枚使いなので、LCDの軽量・薄型化が達成できる。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1151469675.pdf |