2006年06月28日 |
日本オキシラン、SMの7月の輸出価格を引き上げへ |
BZの高騰に対応、6月比110ドル高でオファー |
【カテゴリー】:市況(海外、原料/樹脂/化成品) 【関連企業・団体】:日本オキシラン |
日本オキシランは、今週明けに中国SMの需要家各社に対して7月のSMの輸出価格を6月比トン当たり110ドル引き上げる旨を通告した。C&F同1,270ドルに底上げする。 今回の値上げもBZ(ベンゼン)の価格の上昇に対応してのもの。BZの価格の6月の高騰分をほぼそのまま転嫁することになる。 中国のSMの消費量は、今年に入ってもEPS向けを中心に引き続き着実に増加している模様。このため、先安を予想してこれまで買い控えを続けていたEPSメーカーなど需要家の多くが最近はわが国や韓国に対して再び活発な引き合いを寄せるようになってきている。したがって、同社のオファーがそのまま通る可能性はかなり高いと見られている。 |