2006年07月05日 |
新日本テクノカーボン、特殊炭素製品の生産能力 大幅増強 |
【カテゴリー】:経営(新製品/新技術) 【関連企業・団体】:新日鐵化学、新日本テクノカーボン |
新日本テクノカーボン(田島 茂雄社長)は5日、今春完工した特殊炭素製品の生産能力増強に加えて、さらに設備増強を行うことを決めたと発表した。 特殊炭素製品の市場は、300ミリ・シリコンウェハーの生産本格化、産業用金型の生産増加、太陽電池の市場拡大、さらに自動車、航空機などへの需要の広がり、中国、ロシアなど新興市場での需要増大などが重なって、このところ急速に伸びており、昨年後半からは需要が供給を上回る状態となっている。 このため、新日本テクノカーボンでは、本年初め本社・仙台工場(宮城県黒川郡大郷町)に、数億円をかけてデボトルネックを行い、生産能力を10%増強したが、さらに、同工場に約20億円を投じ、生産ラインの本格的な能力増強を行うことにした。 現在の生産能力4,500トン/年は、2007年上期中に30%強と大幅拡大する方針。 【新日本テクノカーボンの概要】 ◇設 立:2003年1月 ◇資本金:493百万円(日本カーボン50%、新日鐵化学50%) ◇本 社:宮城県黒川郡大郷町 ◇売上高:約80億円 ◇事業内容:特殊炭素製品の製造・販売 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1152080037.pdf |