2006年07月05日 |
BASF、2ーエチルヘキサン酸、プロピオン酸値上げ |
【カテゴリー】:市況 【関連企業・団体】:BASF |
BASF(本社:ドイツルートヴィッヒスハーフェン)は5日、2-エチルヘキサン酸とプロピオン酸の価格改定を実施したと発表した。 2-エチルヘキサン酸のトン当たり値上げ額は、既存契約で別途定めがある場合を除き、欧州で50ユーロ、北米(NAFTA)で70米ドル。プロピオン酸は欧州でトン当たり50ユーロ、アジアでは50ドルとなる。 コストの高騰とそれに伴う利益率の低下に対応するためで、それぞれ価格は6月20日付発送分から改定済み。 2-エチルヘキサン酸は、可塑剤、PVC 安定剤、潤滑剤、コーティング用乾燥添加剤などとして利用される化学中間体。一方プロピオン酸は、ビタミンE の製造などさまざまな化学プロセスで、食品や原料の保存料として使用されている。 ニュースリリース参照 (2-エチルヘキサン酸の価格改定) http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1152066557.pdf (プロピオン酸の価格改定) http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1152066557.pdf |