2006年07月10日 |
国際化学オリンピック好成績、今村さん「金」あとの3人「銀」 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:日本化学会、日本化学工業協会 |
日化協に10日韓国から入った連絡によると、同国・慶山で開催中の第38回「国際化学オリンピック」に出場した日本代表の今村麻子さん(私立神戸女学院高等学部・3年)は、見事に金メダルを獲得した。 また、田中成(開成高等学校・2年)、永田利明(開成高等学校・3年)、服部陽平(筑波大学附属駒場高等学校・3年)の残り3君もそろって銀メダルに輝いた。今大会の日本代表選手4人は過去最高の成績を挙げた。 今村さんの金メダルは、2004年のドイツ・キール大会で川崎瑛生君(当時・武蔵高校2年、現在東大在学中)が獲得して以来2人目。昨年の台湾大会では銅メダルだったが、今年は見事に目標を達成した。また4人全員が銀メダル以上を獲得したのは、過去4回目の出場のうち今回が初めて。 今大会は2010年の日本開催が決ったことと合わせて、ダブル「快挙」といえそうだ。日本チームは11日帰国し、小坂文部科学大臣に報告する。 |