2006年07月14日 |
BASF、酵素「Natuphos」自社生産を開始 |
【カテゴリー】:ファインケミカル(経営) 【関連企業・団体】:BASF |
BASFは14日、本社ルートヴィッヒスハーフェンの生産拠点で、家禽類や豚の飼料添加物用の酵素「Natuphos」(ナツフォス)の自社生産を開始したと発表した。 同社は、2003年にDSMとの提携関係を解消して以来、「Natuphos」の商標で酵素フィターゼを生産・販売する独占的権利を有している。BASFがDSM と共同で市場投入に向けて研究を重ね、マーケティング活動を展開した結果、同製品は飼料業界でも売上高トップクラスの酵素添加物となった。 <「Natuphos」の主な特徴> (1) Natuphosを豚や家禽の飼料に配合すると、植物性飼料に含まれる重要な栄養素であるリンの消化吸収が促進される。 (2)Natuphosを飼料に添加すると、飼料に使用する無機リンの量を大幅に削減することができます。このためリンの排泄量は約1/3 に減少し、リンによる土壌汚染や水質汚濁を低減することができる。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1152859830.pdf |