2001年08月14日 |
仏SNF、中国にアクリルアミド工場を建設、川下設備も世界各地に建設 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:三菱レイヨン |
フランスの SNF Floerger社は中国・泰興市にアクリルアミド工場(年産2万トン)の建設を開始した。この工場には三菱レイヨンのバイオ触媒技術が利用され、2002年2月より稼働する。 また、アクリルアミドは同市に建設中のポリアクリルアミド設備に供給される。同設備には年産1万トンの粉体状ポリアクリルアミド工場と年産5,000トンのエマルション・ポリアクリルアミド工場が含まれる。これらのプラントで製造されたポリアクリルアミドは水処理され、凝集剤、凝結剤として使用されるほか、高吸収樹脂としても応用される。 現在、SNF社はフランスのAndrezieuxと米国のRiceboro(ジョージア州)の2ヶ所に、年産6万トンのアクリルアミド工場を所有。さらにAndrezieuxでは年産1万トンの粉体状ポリアクリルアミド生産ラインを2基、Riceboroでは同規模のライン1基を建設している。 そのほかAndrezieuxとRiceboroで年産5,000トンのエマルション・ポリアクリルアミドラインを2基、オーストラリアのメルボルンでも年産5,000トンのエマルション・ポリアクリルアミドラインを建設中。 |