2006年07月26日 |
積水化成品と極東工業、発泡スチレン使った「超軽量床版」を開発 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:積水化成品工業 |
積水化成品工業と極東工業(本社:広島市、長谷部正和社長)の両社は26日、高性能コンクリートと発泡スチロールの2つの素材を組み合わせ、それぞれの特徴を生かした超軽量床版「KSスラブ」を共同開発したと発表した。 発泡スチロールを内包した上下面の高強度コンクリート版を、トラス筋により結合した新しいスラブ構造。重量軽減・コスト低減が可能な構造となっているため、歩道橋やデッキ、人工地盤、貯水池などに最適。 (1)重量が約30%軽減できる(2)総工事費を約20%低減できる(3)床版重量が軽量のため取扱いや運搬が容易、などの特徴がある。 2005年11月には国土交通省から、歩道用床版として採用された。両社は事業家に向けた営業展開を計画しており、売上高は06年度の5000万円から08年度3億円、2010年度には5億円を目指す。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/search.php?RCODE=4953 |