2006年07月28日 |
東ソー、自家発電22万KW増設 国内最大規模 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:東ソー |
東ソーは28日、南陽事業所(山口県周南市)で、石炭火力による出力22万kW(キロワット)の自家発電設備(第2発電所 第6号発電設備)の増設を決めたと発表した。8月に着工、08年4月の運転開始を予定している。投資金額は約270億円。 南陽事業所内では、グループ企業の日本ポリウレタン工業(本社:東京都港区)が現在07年第4四半期の完成を目標に、新MDI(ジフェニルメタン・ジイソシアネート)年産20万トン設備の建設を進めており、これに対応するため、同社は主原料であるアニリン、一酸化炭素及び電解生産設備などの建設工事を行なっている。 今回の増設に伴い、東ソーの自家発電設備は、単独企業・単一事業所として国内最大の出力82万9千kWの自家発電能力となる。東ソー全体では四日市事業所(三重県四日市市)の20万6千kWと合わせて、出力103万5千kWの発電規模となる。 また、増設する自家発電設備には排煙脱硫・脱硝設備を導入し、石炭灰のセメント工場への有効利用を図るなど、環境に配慮した工場とする。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1154062841.doc (参考資料) http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1154062841.pdf |