2006年08月02日
か性ソーダ 6月生産は前年比プラス、輸出の大幅減続く
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:日本ソーダ工業会

 ソーダ工業会は2日、か性ソーダの6月生産・出荷実績を発表した。
 生産は前年同月比105.2%の35万1,000トンで、昨年9月以来9カ月ぶりに前年同月を上回った。販売も国内向けは増加したが、輸出が前月に続き大幅減少したため出荷計は同91.9%の32万5,000トンだった。
 
 輸出の大幅減少は、豪州向けのタンカー配船(複数)の遅れにより、出荷が7月にづれ込んだためで、7月以降回復すると見られている。
 
 昨年は6月に集中していた大型定修が今年は一部5月に早めて行われるなど、5−6月は定修時期変更の影響が実績にも現れた。ただ、四半期(4−6月)で見ると、生産は前年同期比97.5%、出荷計は92.8%でともにマイナスとなった。
 
【か性ソーダ・6月の実績】単位:トン ( )は対前年同月比%
◇生産    350,806(105.2)
◇出荷計   324,631(91.9)
(自家消費)  88,211(103.2)
(販売)    230,411(104.0)
(国内需要)  318,622(103.8)
(輸出)    6,009(13.0)
◇在庫    161,477(141.1)

【06年度第1四半期(4−6月)の実績】
◇生産    1,048,434(97.5)
◇出荷計   1,026,034(92.8)
(自家消費)  261,224(102.3)
(販売)    669,542(98.9)
(国内需要)  930,766(99.8)
(輸出)    95,263(55.0)
◇在庫    161,477(141.1)

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1154488492.tif