2006年08月03日 |
昭電、使用済みプラ・リサイクルプラント向けに新空気分離装置 |
ジャパン・エア・ガシズが設置、本格稼動 |
【カテゴリー】:新製品/新技術(経営、環境/安全) 【関連企業・団体】:昭和電工 |
ジャパン・エア・ガシズは3日、昭和電工川崎製造所の使用済みプラスチックを原料として水素等を製造する完全ケミカルリサイクルプラント向けに、原料ガスの供給を開始したと発表した。 ジャパン・エア・ガシズは、グループ会社の日本エア・リキード社製の空気分離装置を同製造所内に新たに設置する。同装置には最新の省エネルギー技術が導入されており、エネルギー効率を大幅に改善することができる。 新設備の導入に伴い昭電川崎製造所では、自社で保有する2基の空気分離装置のうち旧式の1基を廃棄しリサイクルプラントの一層のコスト低減を進める。 昭和電工のリサイクルプラントは、独自の2段加熱により一般廃棄物である使用済みプラスチックを高温で分解し、その成分をアンモニア製造用原料ガス等へ転換するゼロエミッション型プラント。同社はアンモニア製造に必要な主原料の約半分を、このリサイクルプラントで製造する原料ガスで賄っている。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1154579223.doc |