2006年08月23日
JBA「微生物の新産業利用」シンポジウム、30日開催
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:バイオインダストリー協会

 JBA(バイオインダストリー協会)は30日、東京・千代田区の学士会館で「動き出す微生物の新産業利用」(イノベーティブな微生物産業を目指して)と題するシンポジウムを開催する。NITE(製品評価技術基盤機構)と共催。
 
 微生物は生理活性物質の宝庫といわれてきたが、創薬ビジネスを囲む環境は年々厳しくなり、天然の生理活性物質探索から撤退した企業も多く出はじめた。一方ではコンビナトリアルケミストリーの実態が広く知られるようになり、天然の化合物の持つ多様性が注目されている。

 このため今後の微生物の新産業利用には何が必要かについて、バイオテクノロジーの異なる分野にかかわっている人たちから講演を聴くことにした。

 講演テーマは(1)オミックス時代の微生物産業(2)これからの微生物利用利用研究に望むこと(3)微生物酵素の利用拡大のための課題(4)未知未培養微生物の探索と産業利用(5)最新型質量分析器による微生物機能の評価、など。

 シンポジウムは30日午後1時30分から5時30分まで、その後懇親会。シンポジウムは無料、懇親会費:5000円。問い合わせはJBA 事務局(Tel:03-5541-2731)