2006年08月25日 |
PPフィルムの7月の出荷、5ヵ月連続の前年超え |
1〜7月の累計もわずかに前年同期を上回る |
【カテゴリー】:実績/統計(原料/樹脂/化成品) 【関連企業・団体】:日本ポリプロピレンフィルム工業連合会 |
日本ポリプロピレンフィルム工業連合会が24日に集計したところによると、7月のポリプロピレンフィルムの出荷数量は、OPPフィルム(ポリプロピレン延伸フィルム)が2万350トン、CPPフィルム(ポリプロピレン無延伸フィルム)が1万2,914トンとなった。前年同月比はOPPが3.8%増、CPPが5.4%増となっている。 OPPの前年同月超えは6月に続いてのもので、今年入ってからはこれが4度目。これには、最大消費分野の食品包装用が9ヵ月振りに前年同月超えに転じて5.2%増となったことが大きく作用している。一方のCPPの前年同月超えは、これで6ヵ月連続となった。食品包装用は3ヵ月振りに前年割れ(1.7%減)となったが、工業用と繊維・雑貨その他用が大幅な伸びを維持してカバーした。また、オカモトの新規参入分の350トンが加わったことも前年超えに若干寄与している。 この結果、OPPとCPPの合計は3万3,264トンとなった。前年同月の実績を4.4%上回っている。トータルの前年同月超えはこれで6ヵ月連続となった。 また、今年1月から7月間での累計はOPPが14万5,516トン、CPPが9万215トンの合計23万5,731トンとなった。前年同期に比較するとOPPは1.0%減だが、CPPは5.1%増で、トータルは1.3%の伸びということになる。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1156493678.xls |