2006年08月29日
宇部興産、大口径アルミホイールの生産能力増強
【カテゴリー】:経営(新製品/新技術)
【関連企業・団体】:宇部興産

 宇部興産は、自動車用大口径(18インチ以上)アルミホイール需要の増大に対応するため、宇部アルミホイール工場(山口県)で生産設備の増強に着手した。2008年度完成をめどに、大口径生産能力を現在の年産90万本から150万本へ引き上げる。

 同社のアルミホイールは、独自開発の高圧鋳造技術であるスクイズ・プロセスによって生産しており、軽量、強靭、高意匠性などの特長から、国内外の高級車やスポーツ多目的車(SUV)、ハイブリッド車等に採用されている。

 一方、アルミホイール市場では車の操縦安定性やデザイン性に対する要求の高まりから、ホイールの大口径化が急速に進んでいる。
 
 宇部アルミホイール工場は現在、年産240万本のホィール生産能力を有しているが、今回の能力増強で大口径生産比率はこれまでの30〜40%から、08年度には60〜70%に高まることになる。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1156826021.pdf