2006年08月30日 |
9月パラキシレン価格、史上最高値トン1,460ドル決着 |
【カテゴリー】:市況 【関連企業・団体】:新日本石油 |
新日本石油は30日、9月のパラキシレン契約価格が前月比トン当たり170ドルアップで決着したと発表した。絶対値は公表していないが、取引価格はトン1,460ドルとみられ、史上最高値をさらに更新した。 PTAメーカーの高稼働が続く中、パラキシレン装置のトラブルによる減産や、米国からの流入量減などによって、アジアでのパラキシレン需給は極めてタイトなバランスとなっており、これを反映して大幅な値上げ決着となった。 同社のパラキシレン契約価格は今年4月分としてトン1,010ドルで決着して以来、5カ月連続の値上げ決着となる。値上げ幅も大きく、5月に70ドル、6月30ドル、7月100ドル、8月80ドルとなっており、9月の170ドルと合わせて、5カ月でトン当たり450ドル上昇したことになる。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1156921660.pdf |