2006年09月01日 |
JSPも「エコリーフ環境ラベル」の登録を公開 |
PSP業界では3社目、素材産業でも3社目の登録 |
【カテゴリー】:環境/安全(原料/樹脂/化成品) 【関連企業・団体】:JSP |
発泡スチレンシート(PSP)メーカーの一つであるJSPは31日、社団法人「産業環境管理協会」から同社のPSP(商品名:スチレンペーパー)の単体が優れた環境適合性を保有していることを表す環境ラベル「エコリーフ環境ラベル」の登録認定を受けてその内容を公開した。登録番号は「BV-06-003」。 エコリーフ環境ラベルは、LCA(ライフサイクルアセスメント)手法によって定量的に製品の資源採取から製造・使用・廃棄・リサイクルにいたるまでの全てのライフステージの環境情報を一般に公開するもの。ISO(国際標準化機構)が規定している3種類の環境ラベルのうちの「タイプ〓」に属し、開示内容は(1)製品環境情報(PEAD)(2)製品環境情報開示シート(PEIDS)(3)製品データシート(PDS)の3種類で構成される。 現在わが国でこれを取得している企業は44社だけ。PSP業界の中では、さる8月21日にサンポリマーと積水化成品工業の2社が登録を認められて規定のデータを公開している。今回のJSPはPSPでは3社目の取得となった。素材業界でも3社目。 これに続いては、共栄産業も9月中に登録を認められる見通し。これでPSPメーカー4社全てが「エコリーフ環境ラベル」を取得・公開することになる。 |