2006年09月04日 |
経産省、コスモ石油の全4製油所に「認定取り消し」処分 |
未許可補修が19件、無届事故も7件 |
【カテゴリー】:行政/団体(環境/安全) 【関連企業・団体】:コスモ石油、経済産業省 |
経産省原子力安全・保安院は4日、高圧ガス取締法違反のあったコスモ石油に対して、1日付で行政処分を行ったと発表した。 平成9年以降、4製油所(千葉、四日市、堺、坂出)で未許可補修が19件行われ、このうち7件は事故に伴う補修だったが、これらの事故はいずれも当局に報告されていなかった。 <行政処分の内容> (1)千葉、四日市、堺、坂出の全4製油所について、未許可補修に伴う完成検査の不備(都道府県知事への記録の届出の不実施)があったことなどから、完成検査に係る認定を取り消す。 (2)千葉製油所については、本年4月16日に爆発:火災事故を起こしたことなどから、保安検査体制上の問題も大きいと判断され、完成検査認定に加え、保安検査に係る認定も取り消す。 当局では今後、同社に対して法令順守を含め、再発防止策の実施状況などを確認していくとしている。 【関連ファイル】 https://www.chem-t.com/news/files/tmp_file1_1157358807.tif |