2006年09月04日 |
廃棄PETボトルの輸出、7月も活発 |
香港、中国向けを中心に23,587トン |
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品(環境/安全、実績/統計) 【関連企業・団体】:なし |
使用済み(廃棄)PETボトルの輸出は7月も引き続き活発で、財務省が集計した同月の総輸出通関数量は2万3,587トンとなった。昨年12月までの統計がないので前年との比較ができないが、日本容器包装リサイクル協会が全国の市町村から引き取っている分別収集PETボトルの数量が昨年春以降に急激に縮小している点から推して、輸出量が大幅な伸びを遂げているのは確実と見られる。 輸出先は中国、香港、韓国、台湾、ヴェトナムの各5地域。うち香港向けが1万6,754トン、中国向けが5,865トンでこれら両地域向けが全体の96%を占めている。香港を含む対中貿易商社が特に積極的に全国の市町村から分別収集品を買い付けて売却していることによると見られる。 この結果、今年1月から7月までの同ボトルの総輸出量は14万285トンとなった。うち香港向けは10万4,732トン、中国向けは2万9,045トンとなっている。 |