2002年05月31日 |
BASF、プロピレンオキサイドの新プロセス開発 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:BASF |
BASFは31日、過酸化水素をベースとしたPO(プロピレンオキサイド)の新しい生産プロセスを開発したと発表した。新プラントの設計・運営に必要な全データの集計、分析を終えており、今後2年以内に年産25万トン規模のプラントを建設する方針。立地などは未定。 POはポリオールの主原料で、ポリウレタンの原料となる。新プロセスは水以外の副生成物を生じないため、高い競争力をもつとしている。ま同プラントの実用化にあたっては、ベルギー・ソルベイ社と過酸化水素供給をめぐって協力関係にあり、すでに基本合意書に調印済みである。 |